売り子通信 2020年06月
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売り子通信

刹那の輝き

売り子のシンボルともいうべき花飾り。
その一つ一つには、いろんなエピソードがあります。
今回は東京ドームの売り子ゆめさんにお話を伺いました。

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1年目は髪の毛のリボンや、タオルで個性を出していましたが、2年目の昨季から付け出したお花。
その裏にはどのようなエピソードが隠されているのでしょうか。

花選びのポイントは、まずエリアの先輩と被らないこと。
そして、何色が似合うかなどをお客さんからアドバイスをもらいながら探していたところ「ゆめは顔がトロピカルだから青のハイビスカスが似合うと思うよ!」という言葉が決め手となりオーダーメイド。
ブルーと白を基調とした淡く美しいハイビスカスが完成します。

花言葉は艶美な女性⭐️
ハイビスカスは、暑さには弱く、寿命が1日しか咲かない繊細な花です。
その短い間に見せる美しく開花するこの花に自分の接客を重ね合わせるのだとゆめさんはいいます。
「ビールを注ぐたった15秒の短い間ですが、お客様との時間を大切にして私の笑顔と話術で、一瞬でトリコにさせたいです!笑」

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お花の存在はゆめさんを奮い立たせ、売り子へのやる気のギアを上げてくれます。
「お客様と一緒に選んでいただいたお花は、私にとって宝物です。
お花があるだけで、気分も高まるし、お客様と一緒に頑張っていると勝手に思っています!」


ようやく開幕したプロ野球。
綺麗なハイビスカスを振り撒きながら球場を動き回るゆめさんの活躍が待ち遠しい限り。

「無観客ですが、プロ野球の選手の皆さんの活躍が楽しみです。
でもやっぱり、売り子ないのは寂しい😭
売り子がいつでも出来るように毎日10キロ走って体力蓄えています!笑
早く東京ドームで売り子がしたい…!✨」

飾らずに、誠実に。

売り子から売り子へのインタビュー 「売り子の神髄」
第16弾はステキな大人女子のれいなさん。
現在は会社員として働く彼女に売り子界の陰と陽をお伺いします。
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一生の仲間とお客様との出会い

売り子から得たいい経験は、まず一生関わっていける友達・仲間が出来た事です。
シーズン中はほぼ毎日みんなといるのが当たり前で、同期がいなければ4年間続けることは困難でした。
そして、沢山のお客さんに出会えたことです。
こんな私のためにわざわざ遠くから会いにきてくれたり、会えただけで元気が出たよって言ってくだったり、もう飲めないはずなのに、無理して飲んでくださるお客様もたくさんいました。
毎試合感動して泣きそうなぐらい嬉しかったです。
それと売り子は歩合なので頑張れば稼げるし、努力が結果に目に見えて繋がるということも面白かったです。

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他社との競争は常に戦場
売らなくていけないというプレッシャーには一番苦しみました。
私は1階三塁の売り場だったのですが、自分の会社で三塁で1番の売り上げでした。
だからこそ目標杯数が高く、他社に負けてはいけないというプレッシャーで押しつぶされそうな時もありました。
今では仲良しなんですけど、他社のライバルと喧嘩したりとか…笑
東京ドームの売り子は毎回戦場っていうか、女の戦いっていう感じで、いかにして限られた通路から、自分のお客さんにしていくのかというのがとても難しかったです。
あと、売り子に受かってすぐにアルコール売れると思ったんですけど、私が1年目の時はビールの先輩が沢山いて出れる枠がなく、同期みんなで飲料売ってたんです。
飲料での下積み期間の長さもキツかったですね。
飲料でもアルコールでも、あんなに重いものを持って、3時間以上階段駆け上がって走って、普通の女の子では到底出来ない事だと思いますね。
売り子さんって本当すごいなって思います。

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時には掲示板に書かれることも…
アンチがキツかったですね。。売り子の2ちゃんにある事ない事書かれたり、3年目の時にそれが多くなって、お客さんに「書かれてるけど、大丈夫?」って言われて、知ったって感じです😂
とっても素敵な事書いてくれてる人もいれば、悪いことばっかり書かれてる人もいますし、気にして見ちゃって泣いてたりもしたんですけど、、
同期たちが「私たちやれいなのお客さんがあなたを理解してるよ」って言ってくれて、私はアンチコメントも良い方向に捉えられるようになりましたね。
色々と書かれてしんどかったですけど、それがあったから自分も人に対して誠実で優しくあるべきだって気づけました!
売り子していてメンタルは強くなったとおもいます。

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売り子は特別な経験
売り子をしてて辛いな辞めたいなってときもあると思います。
努力しても杯数がでない事もあるし、保証にされて売り場に出してもらえないこともあると思います。
でも沢山売り場を動きまくって、どんな売り子よりもお客さんの前に顔を出す回数を増やして、自分らしく着飾らないで、いつも笑顔で接客して努力していれば、絶対見てくれてる人はいるし、自然とお客さんは出来ると思います。
売り子という仕事はみんなが経験できる事ではないです。
沢山のお客さんと出会える事、本当に幸せな事だと思います。
とにかく楽しんで働いて欲しいって思いますね。

―現役の売り子さんへの想いも伝えてくれたれいなさん。
いつでもポジティブにとらえる生き方は学ばなければならないと感じました。

好かれやすい買い方

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お客様と共に歩む17年

売り子から売り子へのインタビュー「売り子の神髄」
第14弾は売り子界では知らない人はいないメラドのなみこさんです!
彼女の売り子生活をほんの少しではございますがお届けできたらと思います!

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高校生の時に先輩に誘われてなんとなく始めた初めての仕事が17年続いている。

この仕事を始めた当初は野球も全然興味はないし、お客様との会話もなし、なんとなく歩いているだけの売り子。

2,3年はそんな感じだった。

今と違って全然人気バイトでもないし本気の子も少なかったので、それでもまあまあ売れていた。

しかし、売り上げがやがて停滞してくる。

面白くない…そう思い、辞めようか迷っていた。

そんな彼女を先輩の言葉が救う。

「売れない時はお客さんと話しながら楽しんでやれば」

そこから意識が変わった。

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「それまで自分から全然喋りかけなかったのを、積極的に話しかけるようになり、そうするとまた自分から買ってくれるようになり、そこから常連さんを意識するようになりました」

3年目から売り上げ1位となるなみこさん。
「当時は売り子に本気な子もそんなにいなかったから」と謙遜するが、何事も1番になる人には理由がある。

「毎年自分の目標杯数(1日、年間)と戦ってる方が多かった気がします💦毎年、去年の自分の売上には負けないように売ってます!」

自分との戦いに打ち勝つこと。
その日、その年、とにかく前より今の自分を大切にする。

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1位のプレッシャーもある。
売上だけでなく人間性も向上も目指す。
これがなみこさんの本当の強さなのかもしれない。

「勝手に感じてるだけかもしれませんが、他の売り子や裏方、常連ではないお客様からも”1位の子でしょ”という風に見られるのでプレッシャーはあります。
歴も圧倒的に長いですし。
だからこそ、売上が良いだけじゃなく周りから見られても恥じない1位でいないと、と思ってます😊」


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シーズンは長い。
それを10年以上続けるためにはモチベーションを保つことも簡単ではないはずだ。
自分との戦いに比重を置けば置くほどなおさら。
常連さんへの感謝の気持ち

「もちろん、売れば売るほどお給料にダイレクトに繋がることもモチベになりますが、ガラッガラの極寒の日でも、ビールが気持ち悪くなりそうなくらい暑い日でも(西武ドームあるある)いつもと変わらず、買ってくださる待っててくださる常連さんがたくさんいることが1番です!
あの西武ドームの雰囲気の中で、一緒にワイワイ応援したり、ちょっと休憩しつつ(笑)マニアックな野球の話をするのとかが楽しすぎて、いつも常連さんに支えられてます😊」


なみこさんの売り子の歴史は、常連さんとともに歩んで築かれた財産だった。

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まだ開幕もいつになるかわからない状況です。
最後にお客様にメッセージをお願いしました!

「1日でも早くコロナウイルスが終息し、皆さんとメットライフドームでおもいきり盛り上がれること楽しみにしています!!
その際は、全力で美味しいビールと、笑顔でお待ちしています😊
私も早くビジター球場で頑張ってる売り子さんからビールを買って西武の応援をしたい!!今大変な時期をみんなで乗り越えましょう!」

POISON

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観客動員は7月10日【売り子は?】

昨日、NPBの斉藤コミッショナーとJリーグの村井チェアマンが共同で声明を発表し、7月10日からの客入れによる興行の開催を実施する方針を固めました。

7月中は
5000人以下
もしくは
収容人数の半分
少ないほうの数字が観客動員の基準となります。

村井チェアマンは合わせて売り子についても言及しています。

複数のお客様のところを巡回する売り子は時期尚早と大方合意されたが、売店におけるアルコール販売等は社会通念に照らしても許容される範囲ではないかという意見も多数あった」
(オンライン会見より)

つまり、スタジアム内でのアルコールの販売は大丈夫だが売り子はダメということですね。

基本的にJリーグと足並みを揃える方針のNPBも追随する可能性が高いと考えられます。

そんな中、この方針を受け報道各社の代表取材に対応した中日ドラゴンズの加藤球団代表は
「売り子が「ビールいかがですか」と大きな声を出しながらの販売は飛沫(ひまつ)の拡散が懸念される。
コンコースの売店だけだと、そこが密ができちゃうと大変になる。
密を作らないようにするにはどうすればいいかというのは当然、検討課題の一つになる」

と、はじめから売り子を否定するのではなく、懸案事項として取り上げてくださいました。

売り子に対するイメージだけで禁止されるというのは、売り子に関わってきたものとして納得がいきません。
売り子の販売方法が問題なのか、売り子が売ったビールによる影響が問題なのか、しっかりと焦点をあてて検討なり対策を講じれば、できることも見えてくるはずです。
収入面で困っている売り子さんも多いはずなので、有識者の方々にはぜひとも具体的な議論を重ねて頂けることを願ってます

競争こそ成長への近道

売り子から売り子へのインタビュー「売り子の神髄」
第13弾はみささんです!
大学3年生という売り子としては遅めのデビューだった彼女が、最も競争が厳しいとされるメーカーの中で、どのようにビールの売り子として定着していったかをお伝えします!

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アメフトの学生トレーナーとしても忙しい日々を送っていたみささん。
売り子を始めたきっかけもかなり攻めたものでした!

「皆が簡単にできないようなバイトがしてみたくて「倍率高いバイト」って検索したら売り子が出てきたので、自分がどこまで通用するのか挑戦したいと思い応募しました!」

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チャンスは早めに訪れたそうですが、アサヒの荒波にもまれます。

「ありがたいことに1年目の序盤からビールをさせていただきました。
杯数が悪いと飲料に落ちたりはしていましたが、体力があったからだと思います。
入ってみて、やっぱり競争は激しいですし、ビール一杯の差で結果やシェアが大きく変わってくるので毎日緊張感を持って出勤してました。」

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意識していたことは、ただ売り子ということではなく"アサヒの売り子"だというプライドでした。
それが出勤率の上昇にもつながります。

「野球の試合はもちろん、コンサートやイベントも積極的に参加して、自分自身アサヒの売り子ということに誇りを持って仕事をしてました。」

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―そんなみささんの接客術は?

とにかく笑顔を絶やさないことを心がけていました☺️
どんなにしんどくて苦しくても笑顔!笑顔!真顔になることはまずなかったですね笑
あとは、あくまでも殆どのお客様は野球を観に来ているので、注ぐときの体制やHRが出たときは一緒に盛り上がったり応援したりと楽しんで売ってました😂
私は2年間しかなかったので、顧客回りはほんのわずかでほとんどが当客で勝負していましたね!
当客も時間が経てば顧客に変わっていったので、私は当客を大事にしていました!もちろん顧客はもうマブダチって感じですけどね😂」


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頂いたお写真からも人生を楽しんでいる様子がうかがえます!

「売り子を通して、コミュニケーション力と洞察力そして忍耐力は向上しました
お客様100人いれば100人違ったタイプの方ですし、飲むペースも全員違います。
だからこそコミュニケーションをとって、このお客様はどういうタイプなのかと言うことを見極めることによって仲良くなり、結果私自身こういった力を得ることができました!
あとはオフの時同期とは仲良いんですが、やはり試合が始まると同時にライバルになるので時にはメンタルが折れそうになる時もありましたが、切磋琢磨して販売していたので忍耐力も自ずとついてきましたね😌」

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最後に現役の売り子さんへメッセージを頂きました!

「売り子は青春です。一生記憶の中に残ります。上下関係は厳しいですが、その分頑張った人は評価されます。しんどくても笑顔で前向きにひたすら挑戦してください!結果は後からついてきます!!
たくさんビール買いに行きますね❤︎」

自分を表す元気な橙

売り子のシンボルともいうべき花飾り。
その一つ一つには、いろんなエピソードがあります。
今回はナゴヤドームの売り子もえさんにお話を伺いました。

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ポイントはオレンジの花麻と赤色の夏らしさを感じさせるリボン
いろいろなものを試した結果、去年の6月頃に今の形に落ち着きました。

決め手は目立つ色
「お花はセブ島に行った時に一目惚れして売り子用に買って、リボンはおばあちゃんに一緒に選んでもらいました
お花は、デイジーのオレンジ色で特に意味はなく決めましたが、目立つ色と小ぶりな大きさがお気に入りです!
大きすぎるのは女子っぽくなるため、自分のイメージに合う小さめで元気な色のものにしました!」
リボンと花の組み合わせ。売り子をしていた当時の私には思いつかなかった…
旅の想い出や家族への気持ちなどが、もえさんの花飾りには詰まっています。

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巨人カラーだけど…
「色味がオレンジなため巨人ファンに間違われますが、高校野球が好きなこともあり特に決まった応援している球団はありません。
それでもやはり、巨人ファンには評判がいいです。」
そして、先述の目立つ色が効果を発揮しています。
「派手な色なので覚えてもらえることが多く、三塁側にいても一塁側から見えたから買いに来たよと言ってくださる方や、オレンジ色探してましたと言ってくださることが多くとても嬉しいです!」
売り子にとって遠くからでもお客さんが分かるということは一つの武器になります。
ビジター専門の売り子さんなんかは、チームごとに花やリボンに変化をつけるのも売り上げにつながるかもしれません。


自分がしっくりくるまでいろんな花やリボンを試してみるといいと思います。
私も旅先でお土産屋さんや現地のショップに行くと、「これ似合うかなー?」とかいっていまだに花のブローチを探しちゃいますが、これって売り子の職業病なのかも(笑)

バックスクリーン

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読者の皆様おはようございます。

プロ野球が開幕した昨日は、どのように過ごされたでしょうか?
中日-ヤクルト戦では両チーム合わせて35本のヒットが生まれたり、大瀬良投手と西投手による史上初の開幕戦における投手による2本のホームランが飛び出したり話題にとんだ一日となりました。
→投手のホームラン集

本日は野球の小ネタを一つ。

バックスクリーンに客がいないワケ

自粛が始まるずっと前から無観客の場所。
説明するとなると、はっきりとした理由が分からなかったので調べてみました。

《結論》
投手が投げたボールが打者・審判・捕手に見えづらくなることを防ぐため。

たしかに、バックスクリーンが白いユニホームを着たお客さんで埋め尽くされていたり、横断幕が張られていたりしたら、相当白球は見にくいでしょう。
常時、球速135キロ以上の硬球が投げ込まれるわけですから、打者に不利なだけでなく、審判の判定や捕手の捕球にも大いに影響します。
敵味方関係なく不都合が生じてしまうということなんですね。

バックネット裏はいいの?
上記の理由は、どちらかというと安全面の配慮という側面が強く、投手のほうには基本的に捕手・審判からの返球くらいしかないことと、打球に関してはお客さんの有無は影響しないと判断されているので、バックネット裏にはお客さんを入れても問題ないようです。
サッカーのゴール裏のようにバックネット裏で大きな旗が振られることもありませんし。

活用例
音楽アーティストのライブの時などは観客を入れる球場もあるようですし、メットライフドームのようにバックりあいて、試合後のグランド解放時にお客さんがそのまま外に出られるようになったり、多くの球場でしばし用具の搬入口になったりしています。

バックスクリーンから野球を観る機会はなかなかないでしょうが、もしライブなどで入る機会があれば記念に写真でも撮りたいですね。

ミーティング

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