ライトを照らす向日葵
2020-06-17
売り子から売り子へのインタビュー「売り子の神髄」
第9弾は東京ドームのライトで一時代を築いたまりなさんです!
なかなか困難な売り場で彼女がどのように杯数を作り出したのかを深く掘り下げます。

学生生活の6年間を売り子に費やしたという彼女ですが、ビールに定着するのは3年目からだったそうです。
「それまでは休むことも多かったりで真剣に取り組んでなかったです。
ところが、2年目のシーズンが終わる時、仲良しの先輩に辞めるからその場所を引き継いでほしいって言われたんです。」
売り場はライト。
熱狂的かついつも変わらぬ顔ぶれのお客様が並ぶこの場所は、目の肥えたファンが多くなかなかの難所です。
「お客さんはいつもほぼ同じメンバーで、販売中の半分は立って応援しているっていう特殊な場所で(笑)
他社の売り子さんも入れ替わりのない、いつも同じメンバーで売り子するっていう中で、自分がいかにお客さんに顔を覚えてもらえるか、買ってもらえるか考えました。
それに加えて先輩から引き継いだ大事な場所というのもあってプレッシャーも感じてました。。」
外野あるあるとでもいいますか、この売り場ならではの洗礼が彼女を襲います。
しかし、それと同時に受け入れてくれるのもライトの特徴です。
巨人に詳しくなればなるほど、自然と距離が縮まっていきます。
「オープン戦初日に売り子したときはすごく疎外感感じたのを覚えてます(笑)
他の売り子さんたちは「○○ちゃんおひさしぶりー!」と声をかけられてる中で「あの子誰?あー○○ちゃんの後輩ね、」みたいな視線を感じてました(笑)
その一方で「まりなでしょ?○○ちゃんから聞いてるよー!これからよろしくね!」
といった温かい言葉もかけてもらえて、「あー売り子っぽい!!!仲良くしてください!!」とお客さん達に対して思ったのも印象に残っています!笑
ライトスタンドのみなさんは本当に巨人が好きで、みんなで楽しく応援しようと考えてる人が多いように感じたので、私も巨人の選手のみなさんの応援歌やデータを覚えたり、相手チームのざっくりとしたデータを覚えたりして、ビールを売るというよりは一緒に応援しようと思いました。
覚えるまではすごく大変でしたけど、最終的には売り子そっちのけでみなさんと巨人を応援してました(笑)」
顧客がつく売り子さんは全員といっていいほど頭で考え自分のスタイルを完成させます。
しかし、何を考えどうしたらいいのかわからない子も多いと思います。
そんな子たちにむけて、まりなさんは優しく教えてくださいました。

「意識として大切なことは、お客様の立場になって考えてみる。だと思います。
球場には静かに応援したい人、みんなでワイワイ応援したい人、様々な方がいらっしゃいます。
そんな方たちの応援のサポートをするのが売り子の仕事です。
なので、自分に求められているものは何なのか、ビールだけなのか、試合の話もするべきか、そういうことを考えてニーズに応えることはすごく大事だと思います。
それができるようになったら自分のキャラクターみたいなものが確立されるんじゃないかなーと思います。
また、みなさま楽しむために来ているので、笑顔も大事だと思います。全然売れなくて辛いときはたくさんありますが、そこで疲れを見せてしまったらお客様の気分を害してしまうかもしれません。
そういうことを考えて、どんなに辛くても笑顔を忘れない。
どうしても笑顔を作るのが難しい時は、少し上を向くだけでも与える印象は全く違うと思います。
そういう小さな努力を見てくれてる人は必ずいて、「いつも頑張ってるよね」とか言われた時はもう泣きそうになるくらい嬉しいです!それがまたやる気につながって、、、っていう繰り返しで6年間続けられたんだと思います。
最初は売れたいって気持ちを少し抑えて、どうやったら自分もお客様も楽しめるかを考えて売り子してほしいなと思います。」
売り子としての杯数が伸び悩んでる子や、いまいち気持ちが乗っていない子はぜひとも参考にしてほしいです。
最後にまりなさんが売り子の仕事から得られたものや、人生に生かされていることを伺いました。
「人のために働くことの意味を教えてもらいました!
一緒になって楽しんだり、負けた時は悲しんだり、お客様の気持ちに寄り添う。自分中心ではなくて、買ってくださるお客様がいるから自分がいるんだという謙虚さは忘れない。
そして、第一に自分が楽しむ。
この経験があったから、今の仕事を楽しみながら働けているんだと思います。
こうやって久々に売り子をやっていたときのことを思い出すと、仕事だけではなく、人生においてもこの経験を生かしていかないともったいないと改めて思いました!」
売り子の経験をしっかりと人生の糧にしているまりなさん。
彼女の未来は売り子をのとき以上に輝きそうな予感がします!
第9弾は東京ドームのライトで一時代を築いたまりなさんです!
なかなか困難な売り場で彼女がどのように杯数を作り出したのかを深く掘り下げます。

学生生活の6年間を売り子に費やしたという彼女ですが、ビールに定着するのは3年目からだったそうです。
「それまでは休むことも多かったりで真剣に取り組んでなかったです。
ところが、2年目のシーズンが終わる時、仲良しの先輩に辞めるからその場所を引き継いでほしいって言われたんです。」
売り場はライト。
熱狂的かついつも変わらぬ顔ぶれのお客様が並ぶこの場所は、目の肥えたファンが多くなかなかの難所です。
「お客さんはいつもほぼ同じメンバーで、販売中の半分は立って応援しているっていう特殊な場所で(笑)
他社の売り子さんも入れ替わりのない、いつも同じメンバーで売り子するっていう中で、自分がいかにお客さんに顔を覚えてもらえるか、買ってもらえるか考えました。
それに加えて先輩から引き継いだ大事な場所というのもあってプレッシャーも感じてました。。」
外野あるあるとでもいいますか、この売り場ならではの洗礼が彼女を襲います。
しかし、それと同時に受け入れてくれるのもライトの特徴です。
巨人に詳しくなればなるほど、自然と距離が縮まっていきます。
「オープン戦初日に売り子したときはすごく疎外感感じたのを覚えてます(笑)
他の売り子さんたちは「○○ちゃんおひさしぶりー!」と声をかけられてる中で「あの子誰?あー○○ちゃんの後輩ね、」みたいな視線を感じてました(笑)
その一方で「まりなでしょ?○○ちゃんから聞いてるよー!これからよろしくね!」
といった温かい言葉もかけてもらえて、「あー売り子っぽい!!!仲良くしてください!!」とお客さん達に対して思ったのも印象に残っています!笑
ライトスタンドのみなさんは本当に巨人が好きで、みんなで楽しく応援しようと考えてる人が多いように感じたので、私も巨人の選手のみなさんの応援歌やデータを覚えたり、相手チームのざっくりとしたデータを覚えたりして、ビールを売るというよりは一緒に応援しようと思いました。
覚えるまではすごく大変でしたけど、最終的には売り子そっちのけでみなさんと巨人を応援してました(笑)」
顧客がつく売り子さんは全員といっていいほど頭で考え自分のスタイルを完成させます。
しかし、何を考えどうしたらいいのかわからない子も多いと思います。
そんな子たちにむけて、まりなさんは優しく教えてくださいました。

「意識として大切なことは、お客様の立場になって考えてみる。だと思います。
球場には静かに応援したい人、みんなでワイワイ応援したい人、様々な方がいらっしゃいます。
そんな方たちの応援のサポートをするのが売り子の仕事です。
なので、自分に求められているものは何なのか、ビールだけなのか、試合の話もするべきか、そういうことを考えてニーズに応えることはすごく大事だと思います。
それができるようになったら自分のキャラクターみたいなものが確立されるんじゃないかなーと思います。
また、みなさま楽しむために来ているので、笑顔も大事だと思います。全然売れなくて辛いときはたくさんありますが、そこで疲れを見せてしまったらお客様の気分を害してしまうかもしれません。
そういうことを考えて、どんなに辛くても笑顔を忘れない。
どうしても笑顔を作るのが難しい時は、少し上を向くだけでも与える印象は全く違うと思います。
そういう小さな努力を見てくれてる人は必ずいて、「いつも頑張ってるよね」とか言われた時はもう泣きそうになるくらい嬉しいです!それがまたやる気につながって、、、っていう繰り返しで6年間続けられたんだと思います。
最初は売れたいって気持ちを少し抑えて、どうやったら自分もお客様も楽しめるかを考えて売り子してほしいなと思います。」
売り子としての杯数が伸び悩んでる子や、いまいち気持ちが乗っていない子はぜひとも参考にしてほしいです。
最後にまりなさんが売り子の仕事から得られたものや、人生に生かされていることを伺いました。
「人のために働くことの意味を教えてもらいました!
一緒になって楽しんだり、負けた時は悲しんだり、お客様の気持ちに寄り添う。自分中心ではなくて、買ってくださるお客様がいるから自分がいるんだという謙虚さは忘れない。
そして、第一に自分が楽しむ。
この経験があったから、今の仕事を楽しみながら働けているんだと思います。
こうやって久々に売り子をやっていたときのことを思い出すと、仕事だけではなく、人生においてもこの経験を生かしていかないともったいないと改めて思いました!」
売り子の経験をしっかりと人生の糧にしているまりなさん。
彼女の未来は売り子をのとき以上に輝きそうな予感がします!
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