無い物ねだりはしない
2020-05-27

模倣と創造という言葉がありますが、これは売り子界にも当てはまります。
模倣=先輩の売り方を真似してみる
創造=自分なりの売り方を見つける
その過程において大切なことがタイトルにも書いた
無いものねだりをしない
ということです。
結論から言うと、
自分の欠点を自覚し、できないことや持ち得てないものは諦めるわけですね。
欠点を見つける
欠点には個人差があり性格の部分が大きく占めます。
マニュアルのような形で記すことが難しいので例をあげて解説します。
例えばあなたがビールを提供するスピードが遅いという欠点があるとします。
カップの持ち方が悪いのか、ピストルのレバーの引き方が甘いのか、液体の特徴を把握できていないのかなど、様々な原因があることでしょう。
それは既にチェッカーなどから指摘されていることかもしれません。
もちろん、なぜ遅いかを考えることや克服するための努力も重要です。
しかし反面、良い効果をもたらすこと要素にもなります。
例えば提供にもたつくのであれば、一つ一つの言葉を大切にして丁寧な接客を心がけるだとか。
スピードを気にするあまりに接客が雑になれば、自分の現在持っている能力にないことをしてしまう「無いものねだり」で、どちらも中途半端にしか成熟しない可能性を生みます。
この例は逆のことにも言えます。
それはすなわち、ビールを注ぐ技術は安定しているが、接客がどうも苦手なケース。
これも同様で、自分が話下手なら無理にぎこちない会話を選択せず、大切なことだけを口に出してお客様にゆだねてみてもいいかもしれません。
注ぎの上手さを活かして一人当たりの接客時間を減らし、より多くのお客様の前に顔を出すといったことも工夫になります。
かといって、笑顔やお礼すらできないのは論外ですが(笑)
できないことはできないと割り切って逆にそれを活かせる部分を見つける。
欠点にこそ売り上げアップにつながるヒントが隠されているわけですね。
個性は自分で作るもの
おそらく多くの売れてる子も、先輩たちからたくさんのアドバイスや見習うことがあって今に至ってるとは思いますが、すべて物まねという売り子さんはいないと思います。
何かしら自分の武器や特徴を、お客様との接客やかかわり通して身につけていることでしょう。
苦手なことは、試合に出れば出るほど明確になってきて、時にはそんな自分がもどかしくなることもあります。
愚痴は同期に吐き出して、基本的には前向きに考えるということが大切だと思います。
その球場に一人しかいない、個性のある売り子さんを目指してください!
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基本的にこのような無料で読める記事も含め、私が現役時代にこんなものがあればいいなーと思って作ったものなので、損するような内容はないと思います。
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