30秒の使い方。
2020-05-27
売り子から売り子へのインタビュー「売り子の神髄」
第31弾はナゴヤドームの立山うららさんです!

今年で4年目。
球場の雰囲気、何より野球が大好きな彼女は、この中で働きたいと思い応募します。
女の世界特有のギスギスした怖いイメージで入ったものの、そんなことは全くなく、優しい先輩や同期ともすぐ仲良くなれたそうです。
それよりも苦労したのは樽の重さ。
予想以上に体力を奪われ、売上を伸ばすことの大変さを思い知ります。

アサヒへのこだわり
3年目を迎えるまで売上を伸ばしたいという気持ちや貪欲さがなく杯数を出せていませんでしたが、アサヒの樽を背負うことで彼女の意識が変わります。
(ナゴヤドームでは基地の仕組みにより、上位の売り子がアサヒを背負う)
どんな状況でも絶対諦めずに誰よりも粘り強く販売することが売上結果に比例し、アサヒをずっと持ち続けられるようになります。
「アサヒを持ち続けるためには、アサヒを持つ人たちの中で勝ち続けなければ降格してしまいます。
そこで、売上を伸ばすために私が1番大切にしてたのは、基地降格をしたくない!アサヒビールを持ち続けたい!という強い気持ちです。
そこから売り子の本当の楽しさや、売れる喜びを味わうことができるようになりました!」

弱みを強さにかえて
「私には常連さんと呼べる方が比較的少なく、以前はそれを弱みだと捉えてましたが、逆にその分イチゲンさんをターゲットにしてるところがあります。
スピードで勝負しているので、お客様とたくさんお話するようなゆっくりな接客は正直しません。
その代わりビールを注いで、金銭のやり取りをする30秒の間をいかに有効に使うかは考えています。
お客様の顔と席を覚えることがかなり苦手なので、まずは服装の特徴を必死で覚えるか、何となくの場所を把握します。
次にお酒が強いのか、たくさん飲むのかをお聞きして、たくさん飲むのであれば今日はそこの列にたくさん降りてみようと頭の中で計画を練ります。
最後は応援してる球団の選手の話題を出してお客様に喜んでもらえれば私も嬉しくなります。
そういった接客をすることで、リピーターとして買ってくださることに繋がっていきました。
売り方の面ではビールを求めてるお客様のところに誰よりも早く駆けつけるという意識を持って、常に周りを見渡し他の売り子の動きを見ながら動き回ってます!」

次の世代への伝言
「私にとって売り子は、人生で最も熱中し、頑張ったと胸を張って言えるほど濃く充実したものでした。
基地変動や、順位がつけられる、過酷なシステムの中で、仲間と切磋琢磨し頑張れたことは私にとっては大きな財産です。
4年目を楽しみにしていましたが、今年は売り子をすることが難しいのが現実だと思います。
もしもこのまま引退という形になってしまったら、残念な気持ちがないとは言えません。
ただ、毎試合120%の力を出して、3年間売り子をやり切ったので後悔はありません。
来年以降コロナが収まり、売り子ができる後輩の子達には、売り子ができる環境がある、待ってくれてるお客様がいるということを当たり前と思わず、常に感謝の気持ちを持って全力投球で売り子生活を全うして欲しいと伝えたいです。」
自分自身のことだけでなく、後輩たちのことまで思って真剣にインタビューに向き合ってくださったうららさん。
彼女のようにラストイヤーの売り子さんに、販売の機会が来ることを願っているのは私だけではないはずです!
最後にお客様にもメッセージを頂きました!
「プロ野球が開幕し、売り子が出来るようになったら、一緒に球場を盛り上げて行きましょう!!
はやくお客様に会いたいです!!」
第31弾はナゴヤドームの立山うららさんです!

今年で4年目。
球場の雰囲気、何より野球が大好きな彼女は、この中で働きたいと思い応募します。
女の世界特有のギスギスした怖いイメージで入ったものの、そんなことは全くなく、優しい先輩や同期ともすぐ仲良くなれたそうです。
それよりも苦労したのは樽の重さ。
予想以上に体力を奪われ、売上を伸ばすことの大変さを思い知ります。

アサヒへのこだわり
3年目を迎えるまで売上を伸ばしたいという気持ちや貪欲さがなく杯数を出せていませんでしたが、アサヒの樽を背負うことで彼女の意識が変わります。
(ナゴヤドームでは基地の仕組みにより、上位の売り子がアサヒを背負う)
どんな状況でも絶対諦めずに誰よりも粘り強く販売することが売上結果に比例し、アサヒをずっと持ち続けられるようになります。
「アサヒを持ち続けるためには、アサヒを持つ人たちの中で勝ち続けなければ降格してしまいます。
そこで、売上を伸ばすために私が1番大切にしてたのは、基地降格をしたくない!アサヒビールを持ち続けたい!という強い気持ちです。
そこから売り子の本当の楽しさや、売れる喜びを味わうことができるようになりました!」

弱みを強さにかえて
「私には常連さんと呼べる方が比較的少なく、以前はそれを弱みだと捉えてましたが、逆にその分イチゲンさんをターゲットにしてるところがあります。
スピードで勝負しているので、お客様とたくさんお話するようなゆっくりな接客は正直しません。
その代わりビールを注いで、金銭のやり取りをする30秒の間をいかに有効に使うかは考えています。
お客様の顔と席を覚えることがかなり苦手なので、まずは服装の特徴を必死で覚えるか、何となくの場所を把握します。
次にお酒が強いのか、たくさん飲むのかをお聞きして、たくさん飲むのであれば今日はそこの列にたくさん降りてみようと頭の中で計画を練ります。
最後は応援してる球団の選手の話題を出してお客様に喜んでもらえれば私も嬉しくなります。
そういった接客をすることで、リピーターとして買ってくださることに繋がっていきました。
売り方の面ではビールを求めてるお客様のところに誰よりも早く駆けつけるという意識を持って、常に周りを見渡し他の売り子の動きを見ながら動き回ってます!」

次の世代への伝言
「私にとって売り子は、人生で最も熱中し、頑張ったと胸を張って言えるほど濃く充実したものでした。
基地変動や、順位がつけられる、過酷なシステムの中で、仲間と切磋琢磨し頑張れたことは私にとっては大きな財産です。
4年目を楽しみにしていましたが、今年は売り子をすることが難しいのが現実だと思います。
もしもこのまま引退という形になってしまったら、残念な気持ちがないとは言えません。
ただ、毎試合120%の力を出して、3年間売り子をやり切ったので後悔はありません。
来年以降コロナが収まり、売り子ができる後輩の子達には、売り子ができる環境がある、待ってくれてるお客様がいるということを当たり前と思わず、常に感謝の気持ちを持って全力投球で売り子生活を全うして欲しいと伝えたいです。」
自分自身のことだけでなく、後輩たちのことまで思って真剣にインタビューに向き合ってくださったうららさん。
彼女のようにラストイヤーの売り子さんに、販売の機会が来ることを願っているのは私だけではないはずです!
最後にお客様にもメッセージを頂きました!
「プロ野球が開幕し、売り子が出来るようになったら、一緒に球場を盛り上げて行きましょう!!
はやくお客様に会いたいです!!」
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